三橋貴明 TPPの恐るべき真実 1/3
三橋貴明 TPPの恐るべき真実 1/3 12:39
司会: 本日のテーマはTPPということなんですけれども、皆さん。毎日、新聞に載ってるでしょ?TPPって。
B:載ってますね。ただ内容はあんまりよく分からないので、今日いっぱい勉強したいですね。
司会: さぁ、先生このTPPとは、ずばりなんでございましょう?
三橋貴明: (はい)まずですね、この言葉の定義をしたいんですけれども。
TPPとは、トランスパシフィックパートナーシップ、日本語だと環太平洋経済連携協定、経済協定というものですけれども。原則はですね。(その)関税の撤廃であったり、各国の様々なルールや制度を統一しましょうというような、そういう、なんでしょうね、自由貿易協定の多国間版ということになりますね。
司会: なるほど。さぁ(えー)では、このTPPによって何が起こるか、ちょっと知りたいですねえ。
三橋貴明: (はい)ではまずこちらを見てください。(えー)TPPというのは、日本では農業問題のような捉えられ方をしてますけれども、実際は24の項目がありまして。
TPPに参加すると、この分野が全て自由化されるということになるんですね。
司会: (ほー)こんなに項目がたっぷりあるわけですが、さぁ皆さんにお伺いしたいんですけれども。
司会: パスカルさんね。ヨーロッパで日本がTPPに参加するかしないか、っていう報道がなされてますよね?これ、ヨーロッパではどうですか?
パスカル:今ヨーロッパで大変ながらね。ごめん、日本のことに関してはね、さすがに凄い注目をしてるわけではないんだけれど。印象深いのは日本って、先生も仰ったように、農業のことばっかり書かれてるじゃないですか?
で、ベルギーでもフランス語圏のメディアは、割と具体的に日本のマーケットがどうなっているのか?でヨーロッパから見ると非常に閉鎖的で、日本企業に特化して日本企業を守る制度をずっと推し進めてきたことによって、韓国や中国に抜かされてしまった日本が今、新たな決断に迫られている、とかですね。
あるいは、農業以外にも、医療だったりサービス面でも、国際化になる。ようやく国際化になるみたいなトーンで書かれてたりとか。印象としては、割と詳しく書いてあるんだなあ、っていう。
司会: で、割と参加に肯定的なね。
パスカル:ただね、TPPに関してというよりも、日本がこれまでずっと日本企業にばかり、保護に関しては見直す良い切っ掛けなんじゃないかみたいな。
ただ確かに、そうした方が良いんじゃないかみたいなトーンではある。
司会: なるほど。王さんいかがですか?。
王: 中国にとってはですね。あまり大きく報道されてない、他人事みたいな感じで、でもちっさくですね、やはり報道されてるんですけど、日本の政府の思惑と民衆の考えが違う、という考えですよね。あとね。中国の歴史考えると、不平等条約みたいな、ものではないかと、あるいはアメリカの一部の投資者の利益を中心にした条約ではないか。
(うん)
でもそれは作ったものは、日本のその、あいたくの土台を作った、ことはやっぱり一つ原因になる。(ではないか)
司会: そういう報道が中心。
司会: タバさんいかがですかね?。
タバ:そうですね。ネパールの国内では、ほとんど話題にはなっていないですね。ただ国のこれから先、大きく関係する問題なので、それに関してはあんまり国内議論がないというのは、果たして民主主義的な国なのかという話はあるんですけど。
在日のネパール人の人からも、TPPってよく聞くんだけど、これよくわからないのでなんなんだって聞かれたり、人によってはこのYKKはっていう、それTPP####。
(一同笑い)
そのぐらいなんかみんなよく分からないですね。
司会: そういうねえ、方もいらっしゃると思いますけれども。
司会: まぁ海外で色々な議論がなされているみたいですけど、その扱いは大きくないみたいですけれども。実際のところ、TPPに参加するしない議論されていますが、何が問題になってくるんですかね?。
三橋貴明: そうですねえ。そのですね、よくTPP加盟国は、TPPに入ることでアジアの成長を取り込むとか、TPPに入らないと世界から孤立するとか、そういう馬鹿なこという人がいるんですが。
ちょっとこれを見て欲しいんですね。これですね、TPPに加盟している国あるいは加盟する予定の国、と日本のGDPをグラフ化したものなんですけれども。
これ青い部分がアメリカ、赤いのが日本なんですね。この日米両国でなんと九割。
(九割!?)
アメリカが七割で、日本で二割なんですけど。これ別にね、右側の方々をガーガー気はないんだけれども。これは間違いなく日本とアメリカの二つの国の問題なんですよね。
司会: なんか僕みたいな人間から見ると、ワールドベースボールクラシック(あ、WBC)みたいな感じですよね、これ。
三橋貴明: アメリカにとっては日本がないと意味がないし、日本にとってはアメリカがないと意味がないって、そういう協定なんですね。
(さぁ続きまして)
さらにですね、この政府はこんなこと言ってるんですけども、TPPに入ると経済効果が2.7兆円。これですね。
これは読売新聞の記事なんですが、TPP参加なら内閣府試算によると、GDPが2.7兆円増える。(おー)(これいいことですよ)個人にとっては莫大な金額ですよね。ところがですね。これもう一個別の新聞を見て欲しいんですけど。これ朝日新聞なんですね。
TPP効果2.7兆円、内閣府試算、GDP、10年間でって書いてある。これね、一年間だと2700億円ということになりますので、TPPに日本が入ると、GDPが0.05%増えると。で、って話なんですけど、非常にこれ問題があるのは、読売新聞も産経新聞も日経新聞も、これを出す時に10年間って言葉を入れてないんです。本文中にも書いてないんですね。朝日新聞だけという珍しい状況になってますけどね。
(へー)
王: 10年でって肝心なとこは書かない・・・。
パスカル:だって、全然違うよね!。
三橋貴明: 全然違います。
司会: これ見出しの作り方も、ちょっとねって思いますよね。
三橋貴明: さらにですね。なんで2700億円程度なのかってのも、ちょっと見て欲しんですけど。これは2010年の日本の、これがGDP、5.4兆ドルですね。輸出がどれぐらいなの。GDP比で見ると、14%ぐらいなんですね。
さらにTPPで儲かるだろうと言われてる、耐久消費財の輸出は、2.1%、で、うち自動車が1.65%ということで、結構多いんですけども。ただしこれ乗用車は、アメリカにおいても6割以上が現地生産なんで、TPPで関税をとって貰っても、ほとんど影響ありません。さらに家電に至っては、あの0.02%。
(金利ぐらいじゃないですか?)
これがね、アメリカの市場で5%とか2.5%。家電が5%、自動車が2.5%ですが、その関税を撤廃してもらって、ほんとに2700億円も儲けられんのかよってぐらいですね!私に言わせれば。
(へぇー)
パスカル:こんなちっちゃい規模なんだ・・・。
司会: どうしてこんなことが起こっちゃうんですか?。
三橋貴明: そうなんですね。政府がですね、情報を開示しないというか、まともに情報出していないでしょ。おそらく反発が怖いからだと思うんですけれども。
(へぇー)
司会: どうぞどうぞ。
パスカル:何言っていいかわからないんだけど、じゃあ実際なんでこんなTPPが良いみたいな、儲かるぞみたいなことを押すのか、全く理解できない。
司会: 結構そういう報道多いですよね。
三橋貴明: そういう報道ばかりですね。
司会: 王さん何か感じること?。
王: なんか政府言ってるものほんとのことかなっていう、すごく懸念される。
司会: さぁそれではですね。果たしてこのTPPの問題とは、一体どういうものなのか実際暮らしの変化を、この後先生にたっぷりご説明いただきます。
さぁここからはですね。TPPに参加するとこうなるという、もしものTPPご覧いただきたいんですが先生、TPPに参加すると我々の生活どう変わりますか?。
三橋貴明: そうですね。それね、あの何しろこれだけあるんですよね、分野がですね。24もあるわけです。農業だけではなくて、投資とか金融とかサービスとかですね、政府調達、これ公共事業のことなんですけど、これだけ社会制度システムが変えられてしまいますので。
これは日本の社会制度がアメリカ化すると言ってもいいほどの、劇的な変化を私たちはそのうち受けなくちゃいけないということになりますね。例えば農産物が関税なしで入ってきて、日本の農業が壊滅するとか言ってますけど、問題はそういう問題じゃないんですよ。
TPPの問題は、はっきり言って農業じゃありません。他にも、まぁ農業もあるんですよ。例えば、残留農薬の規制が緩和されると、日本は大変厳しいんですが、これはアメリカ並みに緩やかになります。
司会: えーこれやめてほしいですね。
三橋貴明: さらに収穫後の、その農薬使用は日本はできないんですけども、これも認められると、アメリカ基準です。これが皆さん、結構怒ると思うんですけど、BSEリスクのある牛肉、これアメリカは出荷前の牛肉について1%しか検査してないんですね。そのため日本は、生後20ヵ月以内の牛しか輸入しないという、そういう規制をしてるんですけど。それも撤廃するってがですね、さっきの24の中のですね、TBT、すみませんSPSというやつですね。
で、さらにこれが次がTBTですけども、遺伝子組み換え食品について、アメリカ企業がビジネスを拡大しやすいように、遺伝子組み換え食品という表示を禁止するというですね。(禁止!?)禁止するんですよね。
司会: これ、今まで納豆とかね。味噌汁見ていると、米国産遺伝子組み換えではないって必ず書いてある。
三橋貴明: それが禁止禁止。
司会: これが、書けなくなる?
三橋貴明: 書けなくなるんです。禁止になっちゃうんです。
(えー)
パスカル:それってちょっと、理解できない。
三橋貴明: これ何のためにそんなことやるかってたら、アメリカのモンスタントとかですね。そういう遺伝子組み換えの農産物の企業が儲けるためなんですね。
そういうの書かれると売れないと、だから禁止と。
パスカル:でもこれって一方的にアメリカ・・・明らかにアメリカ。アメリカじゃないですか。EUのね、形態とTPPって割りとGGPの規模が同じだったり、形態が似てると言われてるんですけど
例えばヨーロッパの場合は、ありえないというか、一つの国だけが儲かるような。しかも健康にも害があって、今までの生活が脅かされるようなルールを、一人勝ちで決めるなんてことはありえないですね。
例えば、参加国全員が同意しないと、認められないので、ルールを変えるにしても。これじゃなんで、アメリカばっかり好き勝手できるんですか?。
三橋貴明: これはですね。元々ですね、TPPというのはシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドという四ヵ国が既に結んでいる協定なんですよ。ピーポー協定と言うんですけど、そういう小さな国々が四つ集まって作っていたところに、アメリカが割り込んできてですね。
さっきの24項目。これなんですけど。これ映せますかね、サービス金融というのがここにありますね。さらに投資っていうのがここにありますけど、この二つはピーポー協定には入ってなかったんですよ。
パスカル:入れちゃったんですね。
三橋貴明: アメリカが入ってきて、これを突っ込んだんですね。
司会: はーじゃあいつも通り結構強引なやり方。
(なんかちょっと変な話になってきた)
三橋貴明: 強引、完全にアメリカ指導で話が進んでると。
司会: 今ね、パスカルさんにEUはこういう形だと、おうかがいしたんですけど、王さんいかがですかね?。
王: 中国発で昔、農薬の問題いろいろね、出たんだけど。それ置いといて、中国人一番心配してるわ、この食品の遺伝子組み換えの輸入の拡大。それによる我々の食品は全部コントロールされ、でコントロールされた食品食べた後に、病気にもコントロールされる。
病気とか薬でも、全部コントロールされて、それ最後人間もコントロールされるのではないか、という懸念はあるんですよね。
司会: そこに関しては、中国は厳しいということですね?。
王: 結構厳しい。
三橋貴明: 当然だと思いますよ。遺伝子組み換えの一番有名な企業で、モンスタントというのがアメリカにあるんですけど、アメリカにおけるTPPを推進する企業連合の一社なんですね。そのモンスタントの種ってのは凄まじいもので、種を植えて作物ができましたと。それはですね、発芽機能がないんですよ。
食べることはできるけど、撒いても発芽しないんですね。(えぇっ!?)
だから一回モンスタントの種使ってしまうと、永遠にモンスタントから種を買わなければ、農業ができなくなるんです。
パスカル:そういう規模の話になっちゃう。
(####)
三橋貴明: 素晴らしいビジネスですけども、こっちでやるのは止めてくれと。アメリカ国内でやってくれって話なんですね。
司会: タバさん、いかがですかね?
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