久間英一郎 第6回「コラーゲンと細胞の関係」
第6回「コラーゲンと細胞の関係」
柿本:久間さんこんにちわ。
久間:こんにちわ。
柿本:今日もどうぞよろしくお願いします。
久間:こちらこそよろしくお願いします。
柿本:さて、今日はコラーゲンと細胞の関係について教えていただくんですが。コラーゲンと細胞って関係あるんですか
久間:もちろん。もちろんです。これは細胞ってのは細胞だけで存在することはできません。細胞と細胞が繋がっていて始めて存在する。私たち人間んもそうですね。1人では生きていけないのと同じように。60兆の細胞はそれぞれ単独では生きていけない、つながってて始めて生きていける。そういう意味で細胞と細胞をつなぐ、そのつなぐ結合組織これがコラーゲンなんですね。コラーゲンがなかったら人言はバラバラになってしまうこんな感じになるわけです。
柿本:そもそもコラーゲンというのは細胞と細胞をつなげるもの。
久間:そうです。単につないでるわけではなくて、そこに非常に大きな意味があるわけですね。難しい話は別としましてですね。柿本さん1つ質問していいですか?たまごの白身と黄身。わかりますでしょ?卵の白身が茶色く変色したたまごを食べたいと思いますか?
柿本:思いません。
久間:思いません。なぜ?
柿本:なんか腐ってるみたい。
久間:腐ってるみたいでしょ。その通りなんですね。つまりですね。卵の白身と黄身の関係ていうのは丁度コラーゲンと細胞との関係にうり1つなんですね。うり2つじゃなくて、うり1つなんですよ。だからね。細胞をしっかり包んで守ってるのがコラーゲンである。卵の黄身をシッカリ包んでるのが白身である。だからコラーゲンが古くなってくると細胞が弱ってくる。白身が変色してくると黄身がおかしくなってるように見える。これが本当の気味悪い。
そういう意味ではね。非常に細胞とコラーゲンの関係。卵の白身と黄身の関係非常によくにてる。だから細胞が僕は健康になるためにはコラーゲンが健康でなくてはいけない。卵の黄身が健康であるためには白身が健康でなきゃいけない。こういうことになるわけです。
柿本:卵の黄身が細胞で白身がコラーゲンということなんですね。じゃそのコラーゲンってどんな働きがあるんですかその細胞をくっつけて。
久間:それだけではなくてですね。具体的な働きについては次からまたお話をしますけど。問題は先ほどいいましたように白身が変色すると同じようにコラーゲンというのは老化していくわけですね。若い時はものすごく実はうるおいがあってピチピチしてるんですけども。これが年齢とともに残念ながら老化していく。コラーゲンってのは体の流れを作りますから、その流れがうまくいかなくなってくるとどんどんどんどん代謝が下がってきて、細胞が老化してくる。細胞を老化させる一因に実はなってくる。つまりコラーゲンの健康度合いが細胞の健康度合いとあえて言っていい。つまり若さの若さ具合と言っていい。こういうことなんですね。
柿本:コラーゲンの若さが私たち全体の若さにつながる。体の流れを作るんですか?
久間:そうなんです。これは図がないからちょっと説明しにくいんですけどね。実は人間の末梢血管の先端部分ってのは細胞まで直接届いてるわけではなくて、実は血管から栄養成分だけがコラーゲン層にしみだしてきて、それが細胞に届くようになってる、つまり全ての栄養性はコラーゲンを通ってコラーゲンという渡す船にのっかって細胞まで届くようになってます。だから全ての栄養にとってコラーゲンってのは通り道になるんですね。その通り道が古く固くなると流れ悪くなるでしょ。こういうことなんです。だから流れが悪くなること。すなわちこれが老化こういうことになります。柿本さん。今でも十分お若いですけども徹夜なさったことあるでしょ?
柿本:よくありましたね。
久間:昔は平気だったんだけど。今は大変でしょ?
柿本:ダメです。もう寝ないと。
久間:つまりなぜそうだったかっていうと疲労物質がどんどん流れていったわけ。だから疲労を感じなかった。今歳をとってくると疲労物質がなかなか流れてくれないから体にいっぱい疲労物質を感じるわけですね。だから流れが悪くなる。すなわち代謝が弱くなる。それはコラーゲンが弱ってるからなんです。そこで良いコラーゲンをシッカリ定期的に補給してあげることが若さを保つ。流れ、代謝を保つと非常に意味がある。ことになるわけです。
柿本:代謝っていうとよく新陳代謝とかエネルギー代謝っていいますよね。
久間:これはつまり人間が生きてるということ自体。これは硬直しては生きてはいけませんから。生きてるということは動いてるということです。動くというのは全て代謝の中にあります。だから人間が生きてるということ自体が代謝をしないことには生きてはいけません。生命現象の全ては実は代謝と密接につながってるわけです。代謝ということは新しい栄養成分が入ってきて古い養成分と入れ替わって。あるいわ古い細胞と新しい細胞が入れ替わる。体のなかのいろんなものが入れ替わるわけですね。これが新陳代謝ですからね。その流れがどんどんどんどん入れ替わってる人の場合は代謝が活発で、それを若さと我々は言っている。子供たちはちょっちと寝るとすぐに元気になりますね。それと同じなんです。
柿本:お肌もピチピチですよね。
久間:コラーゲンっていうのは次回またお話しますけど。お肌の真皮層にたっぷりと保水能力を保ってくれる。これが実は美容上の大きな力なんですね。コロイドといいまして細胞のね中にどれだけの水分を蓄えられるかそれがいわゆるゾルカゲルカの瀬戸際になるわけですね。
柿本:ゾルカゲルカ
久間:ゾルっていうのは親水性のコロイドをいいまして。水分を一杯もったコロイドです。ゲルというのはいわゆるそれがなくなった状態。カサカサした硬い状態。固まった状態。よくゲルカ剤っていいますよね。そういう状態を保水性のコロイドというわけです。歳をとっていくと残念ながらそっちのほうにね。ゲル化した方向に流れていく。それをなんとか若さをとどめようというのがキープヤングの栄養的な基礎額がこのコラーゲンということになるわけです。
柿本:コラーゲンってそんないろんな力があるわけですね。
久間:もちろん。私たちの体にはコラーゲンがビッシリありますからね。そのタンパク室の約3分の1ぐらいがコラーゲンだと言われておりますから。体の中にかなりありますね。
柿本:今日はコラーゲンと細胞の関係についてお話をうかがいました。次回からこのコラーゲン。具体的にどんなふうになにに効くのか教えていただきたいと思います。ありがとうございました。
久間:ありがとうございました。
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